〒135-0016 東京都江東区東陽町5-31-21 藤ビル103

PEDIATRIC DERMATOLOGY
小児皮膚科
乳児湿疹
1歳頃までは皮脂分泌が盛んで湿疹を繰り返しやすい時期です。基本は保湿とステロイド外用での治療です。皮膚が荒れるとアレルゲンが侵入しやすく、将来のアレルギー疾患の発症に関与すると言われています。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、かゆみや赤みを伴う湿疹が慢性的に続く代表的な皮膚疾患です。乾燥、水ぶくれ、膿を伴うこともあります。外的因子(花粉、ダニ、細菌など)と内的因子(体質、皮膚のバリア機能など)が関与します。当院では紫外線療法も行っています。注射薬のデュピクセントも有効です。症状や生活スタイルに応じて最適な治療法をご提案します。
おむつかぶれ
おむつかぶれは、おむつ内の蒸れや尿・便による刺激で起こる湿疹です。
繰り返す場合はおむつの種類を変えるのも一つの方法です。
伝染性膿痂疹(とびひ)
湿疹や虫刺されを掻いた傷から細菌が入り、ジュクジュクした水ぶくれやかさぶたが体中に広がる病気です。夏に多く、特に子どもによく見られます。細菌感染が原因のため、抗生剤の外用薬や内服薬で治療します。早めの対応が大切です。
伝染性軟属腫(みずいぼ)
ウイルスによる感染症で、白く小さなイボが全身にできることがあります。湿疹のある皮膚では特に増えやすく、自然治癒には半年〜3年かかることもあります。水だけではうつらないため、プールや海は控えなくても大丈夫ですが、タオルなどの共有は避けましょう。治療はピンセットで除去する方法が一般的で、液体窒素やクリームでの治療も可能です。
みずいぼクリームの副作用
治る過程で炎症が強い部位は、赤みが強く、かぶれたように見えたり、時には滲出液(汁)が出て、化膿しているように見えたりする場合があります。

料金詳細
みずいぼクリーム
¥2,200(税込)
尋常性疣贅(ウイルス性イボ)
ヒトパピローマウイルスの感染でできる手足の盛り上がりです。他の部位にうつることがあるため、早めの治療がおすすめです。液体窒素による冷凍療法を1〜2週ごとに行います。サリチル酸の貼り薬やヨクイニン内服を併用することもあります。
